吉本興業・岡本昭彦社長(52)が会見した22日、その模様は、同社本社のある大阪でも、在阪局が生中継し、所属芸人からは「歯切れが悪い」「1人で会見すべき」との批判の声が続々と上がった。

MBSテレビ「ミント!」(月~金曜、午後3時49)に出演していたタレント、たむらけんじ(46)は鬼の形相で「宮迫さん、亮は人生をかけて会見した。岡本さんにも1人で全部背負って会見してほしかった。トップってそういうもん。俺もそうしよう思ってる」。会見場には、弁護士や、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長らも同席しており、たむらは「その場(雰囲気)が怖かった。俺は残念やった」。自身も焼き肉店を経営する“トップ”であることから、会見のスタイルに苦言を呈した。

また、同番組の前に生放送されていた「ちちんぷいぷい」(月~金曜、午後1時55分)でも、会見の模様を中継。普段は歯切れの良いハイヒール・リンゴ(57)は、宮迫の契約解消処分撤回に「松っちゃんの思いを受け(撤回に)及んだと思う」と理解を示したが、大崎洋会長、岡本昭彦社長が退陣せず1年間の減俸としたことには「これが軽いのか、重いのか、私には判断できない」と困惑。

また、岡本社長が「全員クビにする力がある」と発言したことを「場を和ませるためだった」と釈明したことには「言うた方はそうでも、言われた方は傷つく。これがセクハラ、パワハラの典型やないですか」と指摘した。

同番組には、明石家さんまと親しい村上ショージ(64)も出演しており、会見で、飲食店でのコンプライアンスの徹底、見直しに言及されたことにふれ「いちいち、何かあったら連絡するとか、難しい。飲みの席で『俺の酒、飲まれへんのか』とか言われることの方が怖い」と問題点を指摘していた。