日本テレビ「24時間テレビ42」(24、25日放送)で、24時間駅伝チャリティーランナーとして完走した同局の水卜麻美アナウンサー(32)とハリセンボン近藤春菜(36)が、一夜明けた26日、レギュラー出演する同局系情報番組「スッキリ」(午前8時)に生出演した。

番組は、24時間駅伝のゴールのVTRからスタート。冒頭、MCの極楽とんぼ加藤浩次(50)が1人で、「昨日が24時間テレビだったので、本日は春菜と水卜アナウンサーがお休み、ということになってしまいました」と笑いを交えて言うと、春菜と水卜アナが「いるいる!」「来た来た!」と笑いながら、少し足取り重く登場。水卜アナは「みなさん優しいので『休んでいいよ』と言ってくれたのですが、言いたいこともいっぱいありますので」と笑顔であいさつした。

第1走者だった春菜は「加藤さんもスターターとして来てくれて、加藤さんは月曜日休んでいいよと言われて、一瞬休もうかな、と思ったんですけど、行くことに意味があると思った。いないと思いました? いますよ!」と叫び「(足が)痛いっすね。今まで経験したことのない、腰から下が言うこと聞かない。あれ、ネジでできてたっけ、みたいな」と笑った。

水卜アナのランナー参加は24日の24時間テレビ放送初日に発表となった。「驚いてくれました?」と言う水卜アナに、加藤は「何でこんな毎日会っているのに、言ってくれないかね」とボヤキ。水卜アナは「お言葉ですけど、何でこんなに毎日会っているのに気付いてくれませんかね」と返すと、加藤は「今年の夏が暑いから、夏やせかな、と思っていた。自分の子どもの成長って気付かないのと一緒」と苦笑いしつつ「総合司会やりながら、間に走って、また総合司会に戻って。そんなことやった女子アナいないでしょ」と感心。水卜アナは「これをやるのが夢だった。やるなら総合司会とちゃんと両方やりたいと目標を立てたので、なんとかやり抜きました」と振り返った。

番組では、6月上旬からの練習の様子や、顔の輪郭が明らかに痩せたビフォーアフターの写真も流された。水卜アナのランナー参加は同番組レギュラーで駅伝実況も務めた森圭介アナにも伝えられており、加藤は「俺だけじゃん、知らないの。ひどいな、裏で笑ってたんだろうな」とまたボヤき、水卜アナは「加藤さんの驚く顔が見たい、という一心で隠していたので、満足です」と笑顔を見せた。

24日の発表直後には目にうっすら涙を浮かべた水卜アナ。「今まで誰にも言ってなかった分、ある意味ノープレッシャーで、誰からも知られてないので、現実なのだろうか、みたいな感じもあった。テレビで発表したことで、私、本当に走るんだという緊張と、ここから何も隠さなくていいんだ、というホッとした感が合わさって、自分でもびっくりしたんですけど、涙が出てきました」と振り返った。

水卜アナは2カ月の準備期間、「練習してても1人も気付かれなかった」。また体重は「数字はそんなに変わってなくて、筋肉量がだいぶ、何キロか増えた、という意味で変わった。今まで何のダイエットしても全然続かなかったのに、この目標があるだけで、筋トレを毎日やるって、何カ月もやってきたんですけど、こんなに続くモノなんだと思った。自分のためだとやっぱりムリで、自分が痩せたいから、キレイになりたいからだと頑張れないのに、走るために、迷惑かけないようにと思ったら続く。これ以上は難しいですね」と、苦労もあったことを明かした。

水卜アナはチャリティーランナーの第3走者として42・195キロ、春菜は第1走者として32・195キロを走った。