リアリティー番組の女王として知られるキム・カーダシアン(38)とモデルでタレントのケンダル・ジェンナー(23)が、22日にロサンゼルスで行われたテレビ界のアカデミー賞と言われるエミー賞授賞式にプレゼンテーターとして登場した際に一部出席者から嘲笑されるハプニングが起きた。

大人気リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」に出演するカーダシアンと異父妹のジェンナーはそろってステージに立ち、「私たち家族はリアルな人々がありのままの姿を見せることが視聴者を引き付けていることを実感している」とカーダシアンが口にすると、客席のあちらこちらから笑い声があがった。

リアリティー番組で私生活をさらして大金を稼いでいる一家を快く思っていない人は多いだけに、反感を持っている一部の人たちが笑ったと推測されるが、SNSではさっそくこの出来事が話題となり、「自分がジョークを言ったことに気づいていなかったのね」など笑われても仕方がないというアンチ意見から、笑う場面ではなかったことから「なんて失礼な観客たち」と言った擁護意見までさまざまなコメントが寄せられている。

ジェンナーにとっては初のエミー賞だっただけに後味の悪いものになってしまったが、共にプレゼンテーターを務める予定だった妹のカイリー・ジェンナーは体調不良から欠席しており、笑いものにならずに済んだと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)