大阪・堺市で活動する堺少女歌劇団の第6回本公演が26日、同市内で行われ、体調不良で休演した夫婦漫才コンビかつみ・さゆりのさゆり(50)の代役を天才ピアニストのますみ(32)が務めた。

さゆりは天才ピアニストのますみと竹内知咲(27)とともに公演に特別出演する予定だったが、体調不良のため休演すると25日に劇団のホームページで発表されていた。

第1部のミュージカル「School Camp」は少女歌劇団のメンバー演じるチアダンス部員が全国大会出場を目指して山奥の廃校で合宿をする様子を描いた。さゆりは廃校舎の主で元ミュージカル女優の役を演じる予定だったが、ますみが上沼恵美子(64)のモノマネの姿で代役を務めた。

ますみと竹内はチアダンス部の顧問を演じる予定だったが、竹内がますみのセリフも担当した。

第2部のメモリアルショー「Our dream restart」では、2人はダンスも披露した。

公演後、竹内は「みんなのエネルギーがすごい」。ますみは「歌も演技もダンスも100点。今日でみんなの大ファンになった」と喜んだ。