関ジャニ∞横山裕(39)が、舞台「マシーン日記」(来年2月3日初日、Bunkamuraシアターコクーンなど)に主演することが21日、分かった。松尾スズキ作、大根仁氏が演出を手掛ける愛憎劇に挑戦し、大倉孝二(46)森川葵(25)秋山菜津子(56)と“四角関係”を展開する。

小さな町工場、ツジヨシ兄弟電業が舞台。経営者の兄アキトシ(大倉)は、妻のサチコ(森川)とともに働いている。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟の電気修理工ミチオ(横山)は、訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。ミチオはサチコと不倫関係にあり、新しいパート従業員のケイコ(秋山)とも関係を持ち狂気に落ちていく。情念渦巻く物語だ。

横山は3年半ぶりのシアターコクーンの舞台出演を喜びつつ、「やっぱり怖さもあります。『マシーン日記』…すごいです。ぶっ飛んでる」とコメント。「出演者4人だけの稽古は、濃密な時間になると思いますし、キャリアも年代も違う4人がそれを経ることで生まれるものにも期待しています。僕は演劇畑の人間ではないですが、積み重ねてきた他の経験を強みにこの作品に挑みたいです」と意気込んだ。

新型コロナウイルスに関連した政府のイベント収容率の入場制限緩和に伴い、同公演は全ての座席を対象として販売予定という。横山は「この状況下で見に来てくださるお客様に『来てよかった』と思っていただけるように頑張ります」と誓った。