嵐が3日、ライブイベント「アラフェス 2020 at 国立競技場」を配信した。歌番組などをのぞけば、現時点では年末の活動休止前ラストの単独ライブ。パート1、パート2の2部構成で過去最大規模の演出を連発し、計40曲を披露した。事前収録の無観客公演となったが、この日はメンバー5人も配信を“観戦”。ファンクラブ向け生配信でデビュー21周年も祝い、ファンと同じ時間を過ごした「嵐の日」となった。

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櫻井翔(38) 本日は画面の奥の、奥のほうから、手前の手前のほうまで、満員御礼、ありがとうございました。「アラフェス2020」楽しんでいただけたでしょうか。

思い返しますと、あらためて21年前、この11月3日にデビューしました。朝もやがかかっている中、会場に着いたら、既に握手会の列があってびっくりしたのを覚えています。あの時は想像していなかった景色にたどり着くことができたと思います。21年前、国立競技場に立てるとは思わなかったですし、このように無観客で配信コンサートをするとは思っていませんでした。

21年たってあらためて思うのは、自分が強く願わないと、強く思わないと、望んだ未来にはたどり着くことができないのかなと思います。何より、皆さんが支えてくれたからで、皆さんが背中を強く押してくれたからです。これからもどうもよろしくお願いいたします。