嵐が3日、ライブイベント「アラフェス 2020 at 国立競技場」を配信した。歌番組などをのぞけば、現時点では年末の活動休止前ラストの単独ライブ。パート1、パート2の2部構成で過去最大規模の演出を連発し、計40曲を披露した。事前収録の無観客公演となったが、この日はメンバー5人も配信を“観戦”。ファンクラブ向け生配信でデビュー21周年も祝い、ファンと同じ時間を過ごした「嵐の日」となった。

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松本潤(37) まず、見てくださった皆さん、本当にありがとうございます。たくさんの方に支えられてこの日を迎えることができました。無観客でやらなきゃいけない、無観客でしかできない、となった瞬間は、すごい寂しいなと思いました。どうにか方法はないかなって思ったのですが、皆さんが同じ方法でつながるのは配信なんじゃないかな、と思って、こういう形になりました。

人はいないけど、客席のペンライトを見て、1人1人がここにいることを想像しながら、やりました。今日あらためて配信している絵を見てSNSを見ていて、なんかつながれたんじゃないかな、って思うことができました。こういう状況ですけど、同じ時間を過ごすことができたからかな、って思います。

アルバムも出ましたので、まだまだ自分たちの音楽を届けていけたらなって思いますし、12月の終わりまで、走っていけたらと思います。リーダーもニノも言っていましたけど、やっぱり皆さんの前でライブやりたいなって思いますし、やり切った感じがしないなって思うので、そんな機会が、いつになるか分かりませんけどしたいなって思います。何より、まだまだ2カ月ありますし、まずは21周年を皆さんのおかげでできたので。これからもよろしくお願いします。