Def TechのMicro(40)平間壮一(31)林翔太(31)東啓介(25)ら17日、東京・赤坂ACTシアターで、東京公演初日を迎えたブロードウェーミュージカル「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」(28日まで)の取材会に出席した。

移民が多く住む米マンハッタンの街・ワシントンハイツで起こる住人たちの物語。14年に上演された日本版の再演となる。

Microと平間はドミニカ系移民のウスナビ、林と東はアフリカ系アメリカ人のベニーを、それぞれダブルキャストで演じる。初演に出演したMicroは「脚本、音楽が全て刷新されて、初演とは全く違うものが生まれた」と手応え。「コロナ禍では人種差別や分断が生まれたけれど、そこを如実に描いている。今必要なミュージカルだと思います」と呼び掛けた。

4人は劇中でラップを披露する。Microのアドバイスのもと楽しみながら練習し、平間は「一番大事なのは心に届けること」と話した。ジャニーズ事務所所属の林は、日常生活にすっかりラップが染み付き「自然と先輩のラップを見ちゃいました。櫻井翔くんとか」。発声練習も自然とラップ調になってしまうほどで、「あえいうえおあお…」とノリノリで再現し笑いを誘った。

宝くじが当選するストーリーにちなみ、取材会では「もし1000万円の宝くじが当たったら」というテーマでトーク。投資にあてたいというMicroは「自分のためじゃなく、社会貢献に使いたい」、平間は「だだっ広い劇場を借りて、密にならないような打ち上げをやりたい」、林は「両親と弟に全部あげます」と希望を語った。東はこの流れに逆らうように「じゃあ僕は全部自分のために使います。…リアルは貯金するかと」と本音で笑わせた。

田村芽美、石田ニコル、阪本奨悟も登壇。