ギタリスト布袋寅泰(64)が3日、インスタグラムを更新。前日2日に東京ドームで開かれたプロボクシング4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチで、WBA、WBC、WBO世界同級1位中谷潤人(28=M・T)を12回判定で撃破し防衛に成功した、4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)と試合後、熱い抱擁を交わした写真を投稿した。

布袋は、井上尚の入場時に生パフォーマンスを行った。バイオリンなど生演奏による「Departure」から始まると、布袋が白黒の柄のギターを持って登場し「バトル・オブ・モンスター」を演奏しながら炎や花火で彩られたステージを盛り上げていた。

布袋は「伝説の日。紛れもなく。尚弥くん、ありがとう!」と井上尚に感謝。さらに「中谷さん、ありがとう! 二人のスピリットが惚れ惚れするほど研ぎ澄まされて美しかったです」と、健闘した中谷にもねぎらいの言葉を送り、両者をたたえた。

布袋は井上尚の熱望を受けて、19年11月のノニト・ドネア(フィリピン)との初戦前に「バトル・オブ・モンスター」を贈っている。同曲は、布袋自身が出演し、音楽監督を務めた00年の映画「新・仁義なき戦い。」(阪本順治監督)で作曲した「新・仁義なき戦いのテーマ」で、後にクエンティン・タランティーノ監督が03年の米映画「キル・ビル」で流用した「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」が原曲。布袋がスペシャル・バージョンとしてアレンジし、同戦で入場曲として使用された。

布袋は25年12月28日のインスタグラムに、サウジアラビアのリヤドで行われた4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチで、WBC世界同級2位アラン・ピカソ(25=メキシコ)に3-0で判定勝ちした直後の井上尚と、肩を組んでのツーショットも公開している。井上尚は、元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(ともに米国)を超え、世界戦27連勝で世界新記録を打ち立てた。同興業では、中谷もWBC10位のセバスチャン・エルナンデス(25=メキシコ)との打撃戦を3-0の判定で制し、スーパーバンタム級転向初戦に競り勝ち、東京ドームでの井上尚との対戦が実現した。