本馬場のクッション砂が入れ替わった大井競馬場。これまで青森県産の海砂や宮城県産の山砂などが使われてきたが、今開催を前に撤去され、船橋競馬場などで使われているオーストラリア産のものが敷かれた。
22年4月1日に走路コンディションの悪化が原因で開催が取りやめとなり、その後も排水性の悪さなどが指摘されてきた。船橋では現在の砂になってから馬場状態が重、不良になっていない。1度だけ、やや重の発表があったが、まだ砂を入れ替えた直後の22年11月30日。かなりの降雨でやや重としたが、含水率の数値では良だったと聞く。排水性に関しては雲泥の差だ。
今開催に向けた追い切りに騎乗した和田騎手に聞いた。「この間、結構、雨が降ったんですが、前の砂ならドボドボになるけど、そういうこともなかった。砂がひっつかないのは人馬ともにいいですね」。排水性が高いのは細粒化しにくく粘土質になりにくいため。これまでは泥になった砂がゴーグルや馬体に張り付いていたが、それもなくなりそうだという。砂厚は2センチ増の10センチとなり、安全性も高めた。「脚抜きはいいですが、時計はかかりそうですね」。12センチの船橋よりは浅いが、以前より力の要る馬場になったことは間違いなさそうだ。【牛山基康】



