18日に行われた浦和800メートルの新馬戦は2番手から直線で抜け出したメルシークーリア(牡2、小沢、父キセキ)が制した。口取りに向かう小沢師から「(キセキ産駒の)初勝ち上がりですよね」と言われて再確認。同日に他場での出走はなく、これが中央、地方を合わせて初勝利となった。

ダートの超短距離で初勝利。芝の長距離で活躍した父の成績からは意外だが、師が「お母さんにそっくりなんですよ」と話すように師も管理した母メルシーサンサンが強く出ているようだ。「(母は)セリで(オーナーに)買ってもらった馬なんです。選んだ馬の子なんで」と感慨深そうな師だけでなく、導いた福原騎手も「お母さんにも乗っていたんですけど、似たところがありますね。スタートが良かったり、落ち着いて走るところだったり。1頭になるとフワフワするところも」と乗り難しかった母を思い出して笑顔だった。

800メートルで勝ち上がったが、母は2戦目に門別1500メートルで初勝利を挙げ、浦和での2勝は1400メートルと1600メートル。「1400メートルでもいい走りをすると思います」と鞍上。姿や性格だけでなく、距離適性も母に似ていそうだ。【牛山基康】