パラ卓球(日本肢体不自由者卓球協会)は11日、新たなアンバサダーにプロ卓球選手の吉村真晴(26)とピアニスト・作曲家の松永貴志氏(34)が就任したことを発表した。

吉村は東京五輪代表は逃したが、16年リオデジャネイロ五輪男子団体銀メダルに貢献し、17年世界選手権では石川佳純(27=全農)との混合ダブルスで金メダルを獲得している。

松永氏は史上最年少の17歳でニューヨークのジャズレーベル「ブルーノート」でリーダー録音を果たし、ピアニストとして世界での講演は1000回以上。作曲家としても数多くのテレビ番組にテーマ曲を提供している。

パラ卓球ではこれまでフリーアナウンサー大橋未歩さん(41)、お笑い芸人こにわ(37)がアンバサダーを務めていたが、今後は4人で競技やパラアスリートの魅力を幅広くPRしていく。

パラ卓球は4月末から「GOING TO 2021」と題して競技のプロモーションビデオ、日本代表新ユニホーム、関連アート作品などをSNSを通じて発表しており、今回が4週にわたった企画の最終リリースになった。