ソフトボールの日本で、2枚看板を担う藤田倭投手(30=ビックカメラ高崎)は大量失点を糧とする。17日、東京五輪のメイン会場となる横浜スタジアムで調整。9日のメキシコ戦では2本塁打を浴びるなど8失点と打ち込まれた。調整に不安を残したが、前向きに捉える。「いろんな気持ちになったが、気持ちを整理する時間もあり、完全にスイッチが入っている。悪かったこともあるのですけど、前向きにいい風に反省して、とにかく次という気持ちになりました」と話した。

コントロールが乱れ、パワーある打者に捉えられた。相手の情報も不足していたと分析。長くコロナ禍で海外勢との強化試合ができていなかった中、課題が浮き彫りになった。「もっと制球力を上げていければ、しっかり抑えられる力はある」。上野由岐子(38=ビックカメラ高崎)とダブルエースとなる。13年越しの連覇には、藤田の好投が欠かせない。打撃も注目の二刀流右腕は、コントロールの修正を施し、本番へと向かう。

五輪での投手起用について、宇津木麗華監督(58)は「基本は上野と藤田を先発させていく」。その上で開幕投手の明言は避けた。