16年リオデジャネイロ五輪6位で、元世界ランキング1位の見延和靖(34=ネクサス)が初戦突破した。

チェコのヤクブ・ユルカと左利き同士の対戦。序盤から一進一退の攻防で、相手との距離を気にしつつ攻防を繰り広げた。最終の第3ピリオドに14-14の一本勝負にもつれ込むと、見延の攻撃が決まって勝利。両手を突き上げ、ほえて、難しい初戦を制した喜びを爆発させた。

見延の現在の世界ランクは9位で、相手は24位だった。

試合後は「疲れた。疲れた。めちゃくちゃ疲れた」と苦笑いしたが、まずはベスト16に入って午後3時からの3回戦に進んだ。【木下淳】