サッカー女子日本(FIFAランク10位)は同スウェーデン代表(同5位)に1-3で屈し、敗退した。 立ち上がりから相手に攻勢めたてられ、前半7分に相手CKの流れから失点。同23分に田中のゴールでいったんは追いついたが、後半8分には勝ち越し点を許し、同23分にはPK献上から突き放された。

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連係、連動して全員ハードワークの守備があって、なでしこのパスサッカーが生きる。なでしこらしさとは、守備のひた向きなハードワークが基本のはず。世界がよりレベルアップし、ハイスピード、ハイパワー化が進む中で、日本はアスリートとしての運動能力の低さを露呈した。

日本は技術が高いと言われるが、本当だろうか? 世界相手の激しい試合の中、ハイスピードのトラップやシュートができたのか。欧米の選手は、フィジカルがもともと優れていて、さらに専門的なコーチがスプリントや、パワートレーニングを行っている。

9月には女子プロリーグのWEリーグが始まる。各クラブ、各選手が日本国内だけで勝つサッカーを目指すだけでとどまってほしくない。リーグ全体で、世界に通用する戦いを意識したプロリーグを作っていけるのかが、重要になるのではないか。もう1度なでしこが世界一になるために。(元なでしこジャパン)