ウズベキスタンのオリガ・ザベリンスカヤ(38)の出場が認められなかった。

 元ロシア代表で昨年9月に国籍変更したとしており、大会を主催するアジア・オリンピック評議会(OCA)の規定に抵触。落胆した様子で「仕方がない」と話した。

 2012年ロンドン五輪で銅メダル2個を獲得した強豪。14年3月に興奮剤でドーピング検査に陽性反応を示し国際自転車連合(UCI)から18カ月の資格停止処分を受けたが、16年リオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得した。その後「ロシアのドーピング問題に関わりたくない」と国籍を変えた。

 OCAは国籍取得後3年間は新たな国を代表しての大会参加を認めていないが、今大会の選手登録手続きでは引っかからなかった。他国から規定に抵触すると指摘があったという。

 ウズベキスタンの関係者によるとUCIは既に国籍変更後の試合出場を許可している。