結成2季目を迎えた村元哉中（かな、28）高橋大輔（35）組（関大KFSC）が初の国際スケート連盟（ISU）公認スコアで70・74点を記録した。1季目の集大成となった20年12月の全日本選手権（ISU非公認、67・83点）から2・91点を上積みした。

お気に入りの新プログラム「ソーラン節＆琴」を舞った後の、報道陣との一問一答（1）は以下の通り。

－第1滑走。どのような気持ちだったか

村元「今季初の国際試合ということで、それが幕を開ける。すごい、日本での開催で、誇りに思ったのでワクワクしていました。第1滑走に関しては余計なことは考えずに滑りました」

高橋「1番滑走は分かっていたので想定して練習していました。緊張もあったんですけど、自信を持って思い切りできたかな」

－RDの良かった点は

村元「1つ1つのエレメントに自信を持って、うまくやれました」

高橋「公式練習の時はバタバタで、距離感を取れなかったんですけど、本番では修正できました。細かいミスはいっぱいあるけど、全体としては自信のついたRDだったかなと」

－70点を超えたスコアを見て

村元「まだレベルを見ていないんですけど、国際大会の初戦で70点台はうれしい。あんまり点数のことは考えていなかったんですけど、でも、いいスタートが切れたと思います」

高橋「点数より、毎回100％を出さないといけないので。この評価をいただけたことはうれしく思います。もっと上げていければ」

－フリーダンスへ

村元「『ラ・バヤデール』で構成もあまり変わっていないんですけど、トランジションとかレベルを上げています。和から、クラシックを演じたい」

高橋「同じなんですが、昨シーズンから、ちょうど1年。成長をお見せすることができれば」