東京オリンピック(五輪)代表の宮原美穂(帝京大職)は3回戦で敗退し、悔し涙を浮かべた。無差別級の大会で、小柄ながらスピード感あふれる動きを見せて1、2回戦を勝ち上がったが、前々回優勝の斎藤綾夏(ジーエーピー)に0-2で屈した。「体の小さい自分が先にいかなければいけないのに、先にやられてしまった」と唇をかんだ。

55キロ級に出場した今夏の東京五輪では1次リーグで敗退も、11月の世界選手権(ドバイ)では50キロ級で2連覇を達成した。「悔しい思いをしたり、うれしい思いをした1年」と2021年を振り返る。その世界選手権で、恩師である帝京大の香川政夫監督に金メダルをかけてあげられたことが最もうれしかった思い出と明かした宮原。この日の試合後に流れた涙の理由を聞かれると、「香川師範のことを思ったら、泣いてしまいました」と説明した。

ワールドゲームズ(7月、米アラバマ州バーミンガム)が行われる来年に向けて、「また切り替えて頑張りたい」と気持ちを入れ直した。