山本篤(35=スズキ浜松AC)が走り幅跳び、200メートル(ともに切断などT42)を制し、23日の100、400メートルと合わせて4冠で陸上の今季日程を終了した。記録は走り幅跳びは6メートル10、200メートルが28秒33だった。

 「最低ラインは跳べましたね。6メートルを目標にしていたので」。今月初旬にスノーボード選手としてニュージーランドにW杯遠征後、この大会への調整期間は2週間ほど。山本は笑顔で今年ラストジャンプを振り返った。

 今後は「本気で平昌(ピョンチャンパラリンピック)に出るつもりで」スノーボードに専念する。11月に参戦するW杯はUAEドバイ、オランダ、フィンランドでの3大会。上位に食い込み。ポイント獲得を目指す。