3月に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックの男子スノーボード代表に内定した成田緑夢(ぐりむ、24=近畿医療専門学校)が喜びの声を上げた。

 代表発表から一夜明けた23日、マネジメント会社を通じて、コメントを発表した。

 「僕の人生の目標である、『パラリンピック、及びオリンピックの両大会出場』のうち、平昌2018パラリンピック冬季競技大会に出場が決定し、非常にうれしく思っています。大会まであと少しですが、本番でトップ集団に対抗できるよう、日々練習に取り組みたいと思います。ご声援のほど、よろしくお願いいたします」。

 スノーボードは今大会からの新種目。成田は昨年3月のW杯バンクドスラローム(男子下肢障害)、12月のW杯スノーボードクロス(男子下肢障害)などで優勝。平昌パラリンピックでもスノーボードの2種目に出場する男は、メダルを期待されている。2月はカナダでのW杯と、長野・白馬での日本選手権に出場し、その後、平昌の大舞台へと向かう。