札幌市で行われた男子20キロ競歩で、沿道に大勢の人が詰めかけた。北海道にはまん延防止等重点措置の適用されており、大会組織委員会や札幌市は沿道での観戦自粛を呼びかけていたが、いざ競技がスタートすると駅前通りの歩道などに、何重にも人垣ができた。

大会組織委員会ではスタートとゴール地点の大通公園周辺などを立ち入り禁止にし、駅前通りにはスタッフを配置して、通行人に立ち止まらないように呼びかけたが、効果は薄く、スマホを手にした人の波がテレビに映し出された。

レースには日本から2019年世界選手権優勝の山西利和(愛知製鋼)、池田向希(旭化成)、高橋英輝(富士通)が出場。スタート前から同種目日本人初のメダルが期待されていた。

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