東京五輪に出場する侍ジャパンが20日、仙台市の楽天生命パークで一般非公開で調整した。強化合宿2日目はシートノックを行い、守備陣の骨格が明らかになった。

一塁が浅村栄斗と山田哲人、二塁が菊池涼介と山田哲人、三塁が村上宗隆と栗原陵矢、遊撃は坂本勇人と源田壮亮が入った。外野は左翼が吉田正尚、中堅が鈴木誠也と近藤健介、右翼に栗原陵矢を配置。柳田悠岐は右脇腹の違和感で2日連続での別メニュー調整となった。

投手陣は28日にオープニングラウンド初戦ドミニカ戦での先発が決定的となっている山本由伸がラニンニグメニューと遠投、全力に近い強めのキャッチボールで調整。順調な仕上がりをアピールした。菅野智之の辞退を受け、追加招集された伊藤大海はショートダッシュなどの中継ぎ調整を行い「試合の途中からいくことが多くなると思う。少しでも相手の流れを止めたりとか、そういう登板が多くなってくると思う。その中で自分自身の力を100%出せるというのが僕の今回の役割かなと思っている」と意気込んだ。