東京オリンピック(五輪)ソフトボールで日本が13年越し連覇に、元チームメートも喜び、感動していた。28日の日本テレビ系情報番組「ZIP」に、群馬・太田市から08年北京五輪日本代表の三科真澄さんが、金メダルを持参して生出演。「言葉にならないくらいうれしい」と喜んでいた。

番組後半には上野由岐子らも一夜明けて生出演した。三科さんはオンラインで「おめでとう」と祝福も「全然うれしそうじゃないよ」と呼び掛けた。これに上野が金メダルを手に「高崎に持って帰ります」と笑顔を見せると、三科さんも「楽しみにしてる」と再会を待ち望んでいた。

「スッキリ」の全国応援コメンテーターのコーナーには、愛媛県在住で元日本代表の長崎望未さんがオンライン出演した。14年の世界選手権優勝メンバーで「本当に頑張っている姿を見て、本当にうれしかった。この東京五輪へ5年、6年かけて作り上げたチーム。いろんなことを乗り越えてきて、きのうはすごい感動した瞬間だった」と話した。

上野投手との思い出を問われると「ミーティングとかで、上野選手が最後に締めで言う言葉は、毎回ぐっとくる言葉でした」と振り返った。また、優しい一面を示すエピソードも披露。食事は食べ終えた人から部屋に戻るが「私は食べるのが遅くて、向かい側に座ってくださったときには終わるまで待ってくれたり、会話をしてくれた。本当に気を使ってくれる優しい先輩」と話した。「上野選手がいるからこそ、みんなも頑張ろうという気になったのだと思う」と結んだ。