侍ジャパン田中将大投手(32)が満を持して東京オリンピック(五輪)のマウンドに上がる。2日午後7時開始の準々決勝・米国戦(横浜スタジアム)での先発登板が決定的。

この日のメキシコ戦に敗れると翌1日に登板することが濃厚で、両にらみの変則調整を強いられたが、1日の猶予が生まれた。8年ぶりの日本復帰で「日本にいれば(五輪に)出るチャンスはあると思ったので、選ばれたいなと思っていた」と巡った好機。勢いを右腕で加速させる。