米国がドミニカ共和国に競り勝ち、敗者復活3回戦への進出を決めた。1回1死1一塁からトリスタン・カサス内野手(21)が、今大会3号となる先制2ランをバックスクリーン右へたたき込むと、5回2死にはDeNA所属のタイラー・オースティン外野手(29)が、バックスクリーンに今大会2号となるソロを突き刺して追加点を挙げた。

投げてはメジャー通算108勝のスコット・カズミアー投手(37)が先発し、5回を77球、2安打無失点でリズムを作ると、2番手で元オリックスのブライアン・ディクソン投手(36)が登板。いきなり2者連続の失策で無死一、二塁のピンチを招いたが、冷静に後続を断ち1回を無失点。7回から3番手で登板したヤクルト所属のスコット・マクガフ投手(31)も2死一、二塁とピンチを作ったが、1番バティスタを見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

米国は5日午後7時開始の敗者復活3回戦で、4日午後7時開始の日本対韓国の敗者と対する。また敗れたドミニカ共和国は、7日正午開始の3位決定戦へ向かう。