ホーム 東京オリンピック2020 バスケットボール ニュース RSS 銀メダルの女子バスケ「これからもっともっと結果出す」ホーバス監督 [2021年8月9日10時4分 ] 通知ON 通知OFF 日刊スポーツをGoogleでお気に入りに追加 銀メダルを手に笑顔のバスケットボール女子日本代表。前列左から町田、高田、林、宮崎、オコエ、後列左から長岡、本橋、三好、東藤、宮沢、馬瓜、赤穂ひ(撮影・鈴木みどり) <東京オリンピック(五輪):バスケットボール・米国90-75日本>◇8日◇女子決勝◇さいたまスーパーアリーナ 日本(世界ランク10位)が、輝かしい銀メダルを手にした。米国(同1位)に75-90で敗れはしたが、76年モントリオール五輪の5位を上回り、男女を通じて初のメダルを獲得した。身長差の不利を覆し、スピード重視のスタイルで強敵を次々と撃破。大会最終日、最後は女王に屈したが、堂々とした戦いを繰り広げた。米国は五輪7連覇を達成。日本の夢は、24年パリ五輪へつながった。 ◇ ◇ ◇一抹の悔しさと、晴れやかな表情が入り交じった。日本の平均身長は出場12カ国中2番目に低い176センチ。ハンディを克服すべく、外角シュートを多用する戦術で勝ち上がったが、最後は米国の高さと強さに屈した。浴びたブロックショットの数は12。なんとか相手の手をかいくぐっても、ボールはリングからこぼれる場面が目立った。それでも主将の高田は銀メダルをぶらさげ、胸を張った。「狙っていた金に届かず悔しいが、日本初のメダル。誇りに思いたいです」流れをつかみかけた場面はあった。本橋のドライブや三好の3点シュートで追い上げた第2Q。8点差でボールを失い、さらにリードを広げられそうになったが相手がシュートミス。日本がこぼれ球を回し、ノーマークで受けたオコエが3点シュートを放ったが惜しくも外れた。直後に米国が得点し、5点差に縮みかけたビハインドは10点差に。女王米国との差は、まさに勝負どころでの差だった。この大会で司令塔として活躍した162センチの町田には、確かな手応えがある。「(相手は)世界のNO・1チームだと感じたが、まだまだ自分たちもできそうというのはあった」大けがを乗り越えて五輪の舞台に間に合わせた165センチの本橋もこの試合、限られた出場時間で16点と存在感を示した。大黒柱の渡嘉敷が離脱し、戦力ダウンしたかに見られた中、組織力で前評判を覆した。4強進出国で攻撃権を渡すターンオーバーは最少。男子に注目が集まりがちだったバスケ界にあって、女子が巻き起こした大旋風だった。米国出身のホーバス監督は「日本の練習量は世界一」と胸を張り、選手を褒めた。「最後までよく頑張りました。選手たちに感謝。これから日本は新しい時代になる。これからもっともっと、こういう結果を出す」銀メダルはもう手にした。3年後、パリ五輪につながる夢へ-。次こそ、金メダルだ。【奥岡幹浩】