東京五輪(オリンピック)バスケットボール女子で銀メダルを獲得した日本チームが9日、都内で会見を行い、トム・ホーバス監督(54)は「この大会ではすごくいい勝負ができたと思っている。日本のレベルは上がったと思う」と振り返った。

米国出身で、現役時代には日本リーグやNBAでプレー。現役引退後は国内で女子を中心に指導してきた。「日本の選手たちはあまり大きなことを言わない。でもやる気持ちは強い。その気持ちを引き出すために、僕は熱い気持ちで話をしてきた」と、いつものように日本語で熱弁した。

3年後のパリ五輪で、さらなる好成績が期待される日本チーム。今後の去就について指揮官は、「ほとんど考えていない。まだ日本協会とは話をしていない。本当にわからない」と話すにとどめた。