ホーム 東京オリンピック2020 フェンシング ニュース RSS エペ金一夜明け会見 見延和靖パリで2冠宣言「次回のオリンピックも」 [2021年7月31日16時48分] 記者会見で金メダルを手にポーズをとるフェンシング男子エペ団体の(左から)宇山賢、加納虹輝、見延和靖、山田優(共同) フェンシングの男子エペ団体で初の金メダルを獲得した山田優(27=自衛隊)、見延和靖(34=ネクサス)、加納虹輝(23=JAL)、リザーブの宇山賢(29=三菱電機)の4人が31日、都内で一夜明け会見に臨んだ。山田は「まだ全然フワフワして夢のような感じ」と話せば、見延は「自国開催で絶対に金メダルを取ると思い描き続けてきた。にわかに信じ難いが、この仲間を見ると少しずつ実感が湧いてくる」と喜びを語った。加納は「朝起きて手元にメダルがあって実感が出てきた」、宇山は「悔いを残さず出し切った満足感がある」と振り返った。山田、加納、宇山が出場した30日の決勝ではROC(ロシア・オリンピック委員会)に45-36で勝利。男子フルーレ個人で08年に太田雄貴が銀メダル、同団体で12年ロンドン五輪で銀メダルに輝いたことはあったが、金メダルは初の快挙となった。最年長の見延は19年に日本人初のランク1位に立ち、年間王者となった実績がある。金メダルの熱気が冷めない中で、早くも24年パリ五輪出場にも意欲。「次回のオリンピックも目指すつもり。次は2冠したい」と宣言した。