東京都の小池百合子知事が8日、観客数などを話し合う政府や国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議にリモートで出席し、同日夜に都庁で会見を開いた。

都内の競技場は無観客出の開催が決まった。小池氏は「残念ながら緊急事態宣言下での開催となった」と述べ、その上で「IOCや国、東京都などが連携して準備を進めている」と話した。宣言下での開催意義について「コロナ禍においていろいろな思いをしてきた人がいる。各国でも感染状況が違いますが、安全安心な大会を開き、スポーツの力が世界中に働き大きな励みになればいい」と語った。