ホーム 東京オリンピック2020 ニュース RSS 元オリックス木村昌広さん “父と一緒に”聖火をつないだ [2021年7月13日0時16分] 先月に亡くなった父武夫さんの写真を忍ばせて聖火をつないだ木村昌広さん(撮影・鎌田直秀) 東京オリンピック(五輪)聖火リレーの東京都4日目が12日、立川市内で無観客の点火セレモニーのみ行われた。プロ野球オリックスにドラフト4位で入団した木村昌広さん(46)は、先月に亡くなった父武夫さん(享年79)の写真を忍ばせて聖火をつないだ。トーチキス後は空に向かって手を降り「小学校チームの監督であり、高校になったら個人後援会長。まわりには聖火リレーも楽しみにしていたので、見られなくて悔しい思いをしていると思う」。父への感謝の気持ちも表し、予告ホームランのポーズも披露した。新型コロナウイルスの影響で無観客開催となってしまったが、野球競技にも期待を寄せる。「選手だけでなくて、世界中のいろいろな人の思いがある。チームジャパンの思いをつないでほしい」と金メダル獲得も願った。