ホーム 東京オリンピック2020 体操競技 ニュース RSS 「天使なんか?」ブーケ渡し合う村上茉愛とメルニコワのやり取り話題に [2021年8月2日20時22分] 体操女子種目別床運動決勝 表彰台で同じく銅メダルのメルニコワ(左)から花束を受け取る村上(撮影・鈴木みどり) <東京オリンピック(五輪):体操>◇2日◇女子床運動決勝◇有明体操競技場 日本女子初となる個人種目でのメダルを獲得した日本のエース村上茉愛(24=日体ク)と、同じく銅メダルに輝いたアンゲリナ・メルニコワ(21=ROC)のやりとりがSNSで話題となっている。14・166点で3位タイとなった2人は、表彰式で銅メダルとともに副賞の花束「ビクトリーブーケ」を渡された。村上は健闘をたたえるようにメルニコワへブーケを手渡すと、“お返し”のようにメルニコワも村上にブーケを渡した。2人はメダルと花束を手に取ってカメラにアピール。マスク越しでも分かる笑顔を見せた。SNS上では2人の行動について「かわいいツーショットだった」、「村上選手ブーケを同率3位の選手に渡すとか天使なんか?」、「競技もさらにこんな場面も美しいね」などと、絶賛する声が相次いだ。ビクトリーブーケには主に東日本大震災で被災した東北3県の花が使用されている。震災復興や支援への感謝を世界の人に届けるのが狙いで、明るい色を基調とし、復興の進展を表すシンボルにしている。村上は8人が出場した決勝で14・166点をマークして3位タイとなり、銅メダルに輝いた。17年世界選手権の床運動で日本人63年ぶりの金メダル、18年には個人総合で史上初の銀メダルと道を切り開き、母国で金字塔を打ち立てた。