体操女子種目別決勝の床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛(24=日体ク)が3日、一夜明けて都内で会見を行った。日本女子初となる個人種目でのメダル獲得となった。「メダリストになったうれしさと、自覚を持たないといけないという両方の気持ちがあります」と気を引き締めた。

集大成として臨んだ東京オリンピック(五輪)だった。今後について問われると「メダルを獲得し、気持ちも体も前を向いて、まだまだ頑張りたいと思う。体が厳しいと思えるまで、もうちょっと頑張ってみたいというのが、今の率直な感想です」と現役続行を強調。さらに「一番近い目標として、北九州で行われる世界選手権に向けて頑張っていきたい。メダリストとして日本の皆様に、昨日みたいにいい演技を披露したいです」と意気込んだ。