東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が1日、100キロ超級へ階級変更する可能性を示唆した。

都内で行われた柔道メダリスト会見に出席。17年世界選手権、19年全日本選手権、東京五輪を制し、史上8人目の「柔道界の3冠王」となった25歳は「今後の目標として100キロ級だったが、階級変更も視野にやっていきたい」と話した。

ウルフは近年、減量に苦労していた。19年に右膝を手術し、リハビリ中には118キロまで増量。これまでも自身が最も動けるのは108キロと公言し、「108キロ級があればいい」と言っていた。