来日中の国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長(67)が13日、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)と都内で面会した。

バッハ氏が日本国民を「中国国民(Chinese people)」と言い間違える場面があった。

バッハ氏は万人に安心安全な大会を目指すと強調した際「万人とは、アスリート、各国選手団であり、最も大事なのは中国の国民」と言いかけてすぐに「日本の国民の安全です」と訂正した。会場の通訳は機転を利かせたのか、バッハ氏の「中国の国民」のくだりを翻訳することはなかった。