東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は19日、開会式の制作メンバーの1人で、作曲家として名を連ねる小山田圭吾氏(52)が辞任したと正式発表した。

以下、コメント全文。

本日、オリンピック開会式クリエーティブチームのメンバーである小山田圭吾氏から、東京2020組織委員会に対し、その職を辞任するとの申し出がありました。

組織委員会は、小山田氏の行為は断じて許されるものではないと考えますが、先日、本件についての反省とおわびを受け入れ、開会式が迫っているなか、引き続き準備に努めていただくことを表明しました。しかし、これは誤った判断であると考えるに至り、この辞意を受け入れることといたしました。

この間、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からおわび申し上げます。

小山田氏は19日夜、公式ツイッターで、組織委に辞任を申し入れたと明かした。それを受けて、組織委は正式に辞任についてコメントを出した形だ。