国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会による大会中の定例会見は24日、IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長、マーク・アダムズ広報部長と組織委の高谷正哲スポークスパーソン(SP)が登壇した。

前夜の開会式でテニス女子の大坂なおみが聖火の最終点火者を務めたことについて、海外メディアから理由を求められると高谷SPが「エグゼクティブ・プロデューサー(日置貴之氏)が昨夜会見したが、非常に長い長い議論があった。誰を最終走者にするのか長時間、協議が行われた。我々は『多様性と調和』がとても重要なメッセージと思っていて、いつ決まったのかは私には定かではないが、非常に多くの議論を重ねて起用が決まった。新しいイメージを届けられれば」と語った。【木下淳】