金メダルへ向け1回戦を快勝で発進した世界ランク2位の大坂なおみ(23=日清食品)が2回戦で同50位ゴルビッチ(28=スイス)を6-3、6-2で下し、3回戦進出を決めた。


スタッツはエース3本、ファースト成功率は49%だったが、セカンドは100%。ウイナーは相手の14本に対し29本、凡ミスは相手の21本に対し11本。獲得ポイントは相手の36に対し61。サービスゲームはすべてキープし、ブレークポイントも1度しか与えない圧勝だった。


3回戦では同41位ボンドロウソバ(22=チェコ)と同168位ブザルネスク(33=ルーマニア)の勝者と対戦する。



大 坂26-3
6-2
0ゴルビッチ

3回戦進出を決めた大坂(ロイター)
3回戦進出を決めた大坂(ロイター)
試合後、ゴルビッチ(左)と握手する大坂(ロイター)
試合後、ゴルビッチ(左)と握手する大坂(ロイター)

第2セット


   101112
大 坂       6
ゴルビ           2

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第8ゲーム 大坂のサーブ 大坂がバックのストレートのウイナーで15-0。ゴルビッチのバックがネットにかかり30-0。続いてフォアもネットにかかりマッチポイント。大坂が強烈なファーストを決めて崩し、フォアのウイナーをクロスへたたき込んでキープし第2セットも連取。3回戦進出を決めた


▼第7ゲーム ゴルビッチのサーブ ゴルビッチが3本目のダブルフォールトで15オール。大坂のバックのリターンがアウトし30-15。ゴルビッチのバックがアウトし30オール。大坂のフォアがアウトし40-30。ゴルビッチがフォアのウイナーでキープ


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 大坂が強烈なファーストからフォアのクロスのウイナーで15-0。ゴルビッチのバックがネットにかかり30-0。大坂が左右に振ったショットからフォアのウイナーで40-0。大坂のバックのアングルショットをゴルビッチが返せず、大坂がキープ


▼第5ゲーム ゴルビッチのサーブ ゴルビッチがネットプレーを決めポイント先行。ゴルビッチが2本目のダブルフォールトで30-15。大坂のリターンミスで40-15。ゴルビッチのボレーがアウトし40-30。ドロッププショットを大坂が拾ったが、ゴルビッチがロブを決めてキープ


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 大坂がスライスでワイドへの4本目のエースを決め15-0。30オールからゴルビッチのリターンミスで40-30。ゴルビッチのフォアがアウトし、大坂がキープ。第1セットから7ゲーム連取


▼第3ゲーム ゴルビッチのサーブ 大坂がフォアのクロスのウイナーで0-30。15-30からゴルビッチのバックのストレートがアウトし、大坂がダブルのブレークポイント。大坂がフォアのリターンエースでブレーク


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 大坂がワイドへスライスで2本目のエースを決め15-0。30-15から大坂がフォアの逆クロスのウイナーで40-15。センターへ151キロの3本目のエースを決め、大坂がキープ


▼第1ゲーム ゴルビッチのサーブ 大坂がポイント先行も、ゴルビッチがドロップショットを決め15オール。ゴルビッチのバックがネットにかかり15-30。大坂のフォアがネットにかかり30オール。ゴルビッチがボディーサーブを決め40-30。ゴルビッチのフォアがアウトし、ジュース。大坂がバックでリターンエースを決め、ブレークポイント。大坂がフォアのストレートのウイナーでブレーク。第1セットから4ゲーム連取

ショットを放つ大坂(ロイター)
ショットを放つ大坂(ロイター)
リターンする大坂(ロイター)
リターンする大坂(ロイター)


第1セット


   101112
大 坂       6
ゴルビ          3

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第9ゲーム 大坂のサーブ ゴルビッチのリターンミスで15-0。大坂がファーストを決め30-0。ゴルビッチがドロップショットを決め、30-15。ゴルビッチがネットプレーを決め30オールと巻き返し。激しい打ち合いからゴルビッチがドロップショットを決め、ゴルビッチに初のブレークポイント。大坂がセンターへファーストを決めてしのいでジュース。大坂が逆を突くバックの逆クロスでセットポイント。最後は大坂がバックのダウンザラインのウイナーで大坂がキープし、ブレークピンチをしのいで第1セットを先取。ウイナーは大坂17本、ゴルビッチ8本


▼第8ゲーム ゴルビッチのサーブ ゴルビッチの連続ミスで15-30。ゴルビッチの逆を突くバックのクロスのウイナーでダブルのブレークポイント。30-40からゴルビッチのバックのアングルショットが決まり、ジュース。大坂がバックのクロスのウイナーで3度目のブレークポイント。大坂がフォアのクロスのウイナーでブレーク


▼第7ゲーム 大坂のサーブ 大坂がゴルビッチのバックへのスピンサーブを決め30-0。続いて強烈なフォアのクロスのウイナーで40-0。ファーストを決め、大坂がラブゲームでキープ。ここまでセカンドの成功率は100%。ファーストは50%


▼第6ゲーム ゴルビッチのサーブ 大坂がバックのリターンエースを決め30オール。40-30から大坂のフォアのストレートのウイナーでジュース。大坂のフォアのクロスはジャストアウト。ゴルビッチがセンターへ1本目のエースを決め、ゴルビッチがキープ


▼第5ゲーム 大坂のサーブ 大坂がボディーサーブ、バックのダウンザラインのウイナーを2本決めるなどで40-15。ゴルビッチがドロップショットで反撃し40-30。最後はボディーへの154キロのファーストを決め、大坂がキープ


▼第4ゲーム ゴルビッチのサーブ ゴルビッチがドロップショットからフォアのウイナーを決め15オール。大坂がバックのダウンザラインのウイナーで15-30。30オールからゴルビッチがバックのクロスのウイナーで40-30。大坂のバックがネットにかかり、ゴルビッチがキープ


▼第3ゲーム 大坂のサーブ  センターへのエース、フォアのウイナーなどで3ポイント連取。最後はゴルビッチのバックがアウトし、ラブゲームで大坂がキープ


▼第2ゲーム ゴルビッチのサーブ ダブルフォールトが1本あったが、40-15からゴルビッチがキープ


▼第1ゲーム 大坂のサーブ  コイントスに勝った大坂がサーブを選択。ゴルビッチは片手バック。


ゴルビッチの連続ミスで30-0。ファーストを決めた攻撃で大坂が3ポイント連取。スピンサーブを決めてゴルビッチのバックのミスを誘い、大坂がラブゲームでキープ