航空自衛隊は21日、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が22日午後2時~2時15分ごろ、都内で東京パラリンピック開会日(24日)の展示飛行に向けた予行を実施すると発表した。

ルートは24日の本番と同じ予定。本番は西から都心に進入し、北上してから時計回りに都心上空を広く周回して、再び北に向かうとしている。7月の五輪開会日とは違い、特定の場所でシンボルマークを描く予定はない。空自は「ご覧になる場合は、マスクの着用、広い場所で間隔を十分空けるなど、感染拡大防止にご協力ください」と求めている。

チームは20日に本拠地の宮城・松島基地から埼玉・入間基地に移動し、準備を続けている。24日の本番では、パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」と同じ赤、青、緑のカラースモークを出しながら飛行する。

五輪の時は、都内各地で密集が発生。待機する人々によって長時間にわたって密が続く場所もあった。今回は、本番の飛行時間を前日23日に発表することにしている。