東京パラリンピックの柔道の最終日の29日、女子70キロ(視覚障害)級で小川和紗(24=オー・エル・エム)が銅メダルに輝いた。

男子66キロ級の瀬戸に続いて、日本勢2個目のメダルとなった。準決勝で一本負けを喫した後、昼寝で心を落ち着かせることに成功。「15分くらい寝たら切り替えられて」と、3位決定戦でザブロドスカヤ(RPC)に体落としで技ありを奪い優勢勝ちした。「公式の世界大会でメダルを取れたことはなかったからうれしい」と喜びつつ、3年後に控えるパリで、さらなる好成績を挙げたいと意欲を見せた。