五輪予選ランキング1位の岡本碧優(みすぐ、15=MKグループ)が58・51点で全体トップに立ち、上位8人による決勝に進んだ。日本勢3人はいずれも決勝に進み、予選上位3人は皆15歳以下という若い顔ぶれとなった。

岡本は、スピード感あるライディングで高さのあるエアを次々と披露した。計3回の試技でいずれも大技「540」を決め他を圧倒するパフォーマンスを見せ、3回目の試技では「フリップインディ」も披露し、この日最高点の58・51点をマーク。「3本目のフリップインディで練習ではなかなか決まらなかったけど、大会で決められてうれしいです」とはにかんだ。

全体2位は英国の13歳スカイ・ブラウン。3位は夏季五輪日本人最年少出場記録を更新した開心那(ここな、12=WHYDAH GROUP)、4位が四十住さくら(19=ベンヌ)が続く。決勝はこの日の昼すぎから行われる。