男子サッカーの1次リーグ、日本-南アフリカ戦の後に、隣県の会場でキックオフとなったブラジル-ドイツの1次リーグ屈指の好カードで、王国ブラジルの10番、FWリシャルリソン(エバートン)が前半30分までに、あっさりハットトリックを決めた。

試合はブラジルが4-2で勝ち、白星スタートを切った。

準優勝だった南米選手権の宿敵アルゼンチンとの決勝にも出場した、A代表の実力者、リシャルリソンが、初戦からハット。圧倒的な力を示した。

この両国の顔合わせといえば、14年ブラジルワールドカップ(W杯)の「ミネイロンの惨劇」がある。準決勝で対戦し1-7で、王国が自国開催で優勝が期待された大舞台で、歴史的な大惨敗を喫した、あの試合だ。

思えば、2002年の日韓W杯決勝もこのカードだった。ドイツを下し、優勝した王国にとって思い出の地・日産スは、やはりブラジル仕様なのだろうか。