日本が1次リーグ第2戦でメキシコ代表に競り勝ち、決勝トーナメント進出に大きく前進した。中継していたテレビ朝日では、元日本代表の内田篤人氏が選手をインタビュー。内田氏と仲が良かったDF吉田麻也(32=サンプドリア)は、グータッチのポーズで内田氏の元へ。だが内田氏は「触っちゃいけないのよ」と吉田を制し、“エア・グータッチ”で勝利と再会を喜び合った。

内田氏がインタビューを始めると、吉田は真顔になり「この2試合目が大事だと分かっていた。すべて出し切るつもりでやろうと言っていた。メキシコにずっと負けているので、そこで意識する部分は強かった。勝てて良かったと思うのと同時に、次のフランスに向かってもう1つギアをあげていきたい」と話した。

内田氏が吉田のインタビューを終えようとすると、吉田は「それでいいですか? もういいですか?」。内田氏が「生で流れてるのよ。ちゃんとやって」と漫才のような掛け合いを見せる一幕もあった。

さらに内田氏は、2点目のPKを獲得したMF相馬勇紀(24=名古屋グランパス)をインタビュー。相馬の目の前で「ドラミちゃんというあだ名をつけたことがありますので。これ、生で流れてるから」と1人突っ込みをして笑わせた。

インタビューを終えた内田氏は「みんなが寄ってきてくれて本当にありがたかったです。森保監督も本当は予定には入ってなかったのですが、マイクの前に立っていただいた」と明かした。