メキシコのロサノ監督が最初の10分間を悔やんだ。

「最初の10分はチームが不安定で、日本はそこを突いてきた。久保のゴールともう1点はミスから、2点を奪われた」と話し、MFロモも「試合開始直後は自分たちのプレーができていたが、中盤で日本が強くプレッシャーをかけてきて、チームが不安定にさせられた」と振り返った。

その後は徐々に落ち着きを取り戻し、退場者を出して10人となった後の後半40分にFWアルバラドのFKで1点を返した。ロサノ監督は「0-2は嫌だったので1点を返せて良かった。いつも勝つのは不可能だし、時には負けることもある。今日は、最近していなかったようなミスが出たり、なかなかポゼッションを保つことが難しかった」と説明した。

次は1次リーグ最終戦の南アフリカ戦。ロサノ監督は「今日の試合後も選手たちのモチベーションは高かったし、戦い続ける意欲があった。精神的に落ち込む心配はしていない。次の試合のために強くなければならないし、出場する選手たちを信じている」と強調した。