サッカー男子日本は3戦全勝での決勝トーナメント進出へ、DF酒井宏樹(31=浦和)がフランスを丸裸にする。

28日の1次リーグ最終戦で対戦。酒井は昨季まで同国1部マルセイユで5シーズンを過ごし、相手を誰よりも知る。「精神的には少し弱いところがある」と特徴を語りつつも「しっかりしたメンタルと戦術があると計り知れない力を出す」と警戒。以前から「地味に見られるがすごくいい選手」としていたオーバーエージ(OA)枠のFWジニャクが南アフリカ戦で3発を決めるなど、その目に狂いはない。

南ア戦で決勝点を決めたFWトーバンとはマルセイユ時代の戦友。今大会も試合があるごとに連絡を取り合ったという。「2勝で互いに突破を決めた状態で試合をしたいと話していた」というが、真剣勝負となった。日本は0-1での敗戦でも突破できるが「今までと同じ準備と緊張感を持って臨みたい」と気を引き締めた。【岡崎悠利】