日本MF堂安律(23=PSV)が準決勝でのゴールを誓った。先発して延長戦前半までの105分間プレー。攻撃陣として無得点でPK戦に突入し、すでにベンチへ退いていたため見守ることしかできず「もちろんこういう試合を期待していなかったので残念な試合だけど、厳しい展開になると想像していたので、DF陣に申し訳ない気持ちでいっぱいなので、次はDF陣を助けられるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

打っても打っても、入らなかった。開始10分で相手の股を抜くシュートを放つなど、両チームで最多の6本のシュートを記録したが、得点とはならなかった。「何で入らないんだろう、みたいな感覚は選手にもあったし、延長に入ってからは蓄積があったので、最後の精度が合わなかったりした」。今大会は1次リーグメキシコ戦での1得点。だからこそ「次は入ります」と、自身に言い聞かせるように言った。

「僕たちは金メダルしか頭にないので、次も勝って決勝にコマを進めたい」と、日本の10番は頼もしく掲げていた。