ホーム 東京オリンピック2020 サッカー ニュース RSS 冨安健洋あと1歩で越えられない世界の壁「僕らの当たり前を上げていく」 [2021年8月6日22時20分] 日本対メキシコ 前半、パスを出す冨安(撮影・河野匠) <東京オリンピック(五輪):サッカー・日本1-3メキシコ>◇男子3位決定戦◇6日◇埼玉スタジアム 森保ジャパンはメキシコに敗れて、銅メダル獲得はならなかった。出場停止明けで先発復帰したDF冨安健洋(22=ボローニャ)は、「ふがいないですね。『日本はここぞという勝負どころで勝たない国だ』と、また表面に出たというか。そこを変えていかないといけない」と悔しさを隠さなかった。準決勝スペイン戦では、延長後半10分に失点した。18年W杯ロシア大会でも、残り1分を耐えきれなかった。毎回、あと1歩のところで世界の壁を越えられないでいる。冨安は「育ってきた環境などもあると思いますけど。簡単に変わっていかないものだとも思うけど、そこを変えていかないと勝っていけないと思うし、うーん…。普通にプレーして勝てるような、強い国にならないといけないと思います」と、考えながら言葉をつないだ。世界との差を詰めるには、所属チームでの取り組みが大切だという。「1人1人が自チームでレベルを上げて、『どんな選手が相手でも、いつも通りやれば全然問題ない』というメンタリティーで臨めるようになればいいのかな。分からないですけどね。僕らの当たり前を上げていくことでしか、差は埋められないと思います」と話した。