初出場の井狩裕貴(20=イトマン近大)は4分12秒08で3組5着、全体11位で決勝進出を逃した。

スタートから積極的に出て、バタフライの100メートルは3位で通過。だが背泳ぎで失速し、200メートルは6位で折り返した。後半は伸びがなく、同組5位へと1つ順位を上げるのがやっと。全体11位に終わった。

レース後は「最後の自由形でバテてしまって、最後の上がりはあまり(タイムが)上がってこなかったのが悔しい」と振り返った。初出場の五輪は「あっという間に終わっちゃった感じ。でも準備段階はうまくいっていたので、難しさは感じた。3年後はしっかりと決勝に残って、メダルを取ることができるように準備していきたい」と話した。