男子の日本は、五輪2連覇を狙うブラジルを前にストレート負けを喫し、準々決勝敗退した。

試合後に取材に応じた西田有志(21=ジェイテクト)が来季からイタリア1部リーグでプレーすることを明言した。関係者によると、ビーボバレンティアでプレーする。主将の石川祐希(25=ミラノ)に続き、現代表では2人目となる。

21歳のサウスポーが、世界最高峰リーグでプレーすることを力強く宣言した。西田は「もう少し待ってもらえば正式に発表しますが、オリンピック終わったら(海外で)トライしたいと思っています」と話した。

男子では大学から実業団入りしてプレーする選手が多い中、三重・海星高からジェイテクトに入団した異色の経歴の持ち主。移籍の理由について、西田は「自分のバレー人生でその景色を見たい。日本でバレーのレベルが低いというわけではないけど、冒険をしたい」と語った。さらなる高みを目指すために、これまで通り「わが道」を行くことを宣言した。