初出場の屋比久翔平(26=ALSOK)は2回戦で、世界ランキング1位のタマシュ・レーリンツ(ハンガリー)に1-3で破れ、準決勝には進めなかった。

「悔しさでいっぱいで」と唇をかみしめた。「後半は自分が攻めたが、やっぱり前半の時間で相手の時間が多くなってしまって。とても悔しいです」。無観客の中で行われた試合だったが「ボランティアのスタッフの方から声援をもらいました。地元開催で行われ、すごく心地が良かったし、その中で試合するのは楽しかったです」と話した。

展開次第では、敗者復活戦でメダル獲得の可能性も残されている。「しっかり反省をしつつ、まだ可能性があるので、(敗者復活戦に)全力で取り組みたい」と前向きに話した。