2日間9、9着だった南潤(21=和歌山)が今大会初勝利を挙げた。

1Rで赤板過ぎに仕掛けて先行。別線にまくらせず、番手の三谷将太にも差させず逃げ切った。約2周踏んでの圧勝劇に「初日も2日目も周りを見過ぎて失敗した。今日は相手がどう動こうと、自分のタイミングでレースをしようと思って走ったのが良かった」と笑顔で振り返った。

直前の全プロ自転車競技大会で1キロタイムトライアル連覇を達成しており、調子そのものは悪くない。「最終日も頑張ります」と連勝締めを誓った。